エスカレータの片側歩き

エスカレータの片側歩き。
自分も右側歩く派だ。

これについては、交通機関や施設が「停止して乗れ」というなら
従うしかないね。文句言う筋合いはない。

この風習自分なりに普及元についての見解あるから日記に書いとこうと
思う。

いまから30年くらい前だね。FMラジオ聞いていて、ロンドンから帰ってきた
日本のミュージシャンがゲストではなしてたよ。
誰だったかはもう忘れちゃったけどね。女性だったよ。
ロンドンがとても合理的な街だと、のたまわっていた。
「例えばエスカレータだけどゆっくり行く人は片側に止まって取ってるし
急ぐ人のために片側を開けているんだよね。」
と言ってた。自分は「へ~確かにその通りだよな」と思った。
その時日本ではまだ、地下鉄のエスカレータはそんな風習はなかった。
このラジオでの会話が自分の中では日本でのエスカレータ片側歩行の明確なルーツ。

その後、30代半ばくらいかな実際に出張でロンドンに行く機会があって、
ロンドンの地下鉄確かに片側が急ぐ人のために開けてあった。
「ふ~んこれか?」と感心したもんだ。
逆にそれに従わないといなかっぺと思われる雰囲気あったよ。

それから徐々に東京でも片側空ける風習が広がっていったような気がする。

すっかり片側歩行が普及したとき、、、。
横浜の桜木町から、みなとみらいに行くエスカレータでちょっと記憶に残る
風景があった。まだ東横線桜木町駅があったころ。
ちょうど30歳くらいのおそらく夫婦と思われるカップルがエスカレータに載ってたんだが奥さんが
右側の歩行側に立ってたんだな。
そしたら、左側の旦那が
「おい、左側よれよ。右側は急いでる人が歩くんだから。ルールだよ。」
すると奥さんは
「そんな決まりだれが決めたのよ!!」
旦那
「そんな怒ることじゃないよ。」
「決まりってわけじゃない、まあルールだよ」
「利用する人たちが自然とこの方が便利と思って、右側空ける習慣になったんだよ」
奥さん
「何よそれ!!」
と言いつつ奥さん左側に寄った。

これを聞いた自分は
「旦那いいこと言うね!!」
「次そういう機会あったら使わせてもらうよ今の会話。」
と少し先を歩く夫婦を見て思ったっけ。

そんな思いであり。
これで、あの旦那のセリフももう使えなくなるのか。
でもまあしょうがないかね。

そうそんな怒ることじゃないよ。
そうしてくれってんだから、協力するさ。