父の死去と延命医療

NHKスペシャルで延命医療やってる。

自分の父のケースを思い出した。

去年2017年の1月から国立国際医療センター病院に入退院を繰り返してた。
早稲田にある老健への入退所と病院の入退院。

循環器(心臓)が弱っていて肺に水がたまりまあいつ死んでもおかしくないとの
見解。
医者には延命は進めないとのお話。ただそれは本人や家族の意向が優先とのこと。

3月に再度入院して、3か月後の6月にお医者さんから転院を求められた。

結局、医療措置ができる有料老人ホームへ移ることにした。
その時点で年は越せないだろうと言われたけど、今年(2018年)の4月まで
生きた。死ぬ直前まで意識はあった。認知症にはさいごまでならなかったかな。

自分としては、父の最後に自分なりの線引きした。
まずは、老人ホームに入った時点で救急車はもう呼ばない。
胃ろう、腸ろうはやらない。
点滴はやる。点滴ようのバイパス手術も2017年8月に実施。
この手術で食欲がないときの栄養補給が可能になった。
その他、薬などの治療はできる範囲でやる。
以上の条件で生きるところまで行くことを決めた。

2017年末から死ぬ死ぬ詐欺が頻発。
要は、自分の仕事中にホームから「お父様が危ないです、直ぐ来てください」
と毎月呼ばれた。

そのたびに、そばに寄り添って励ましたら、その都度復活した。
そしてまた自力で食事とれるようになった。

それを繰り返していくうちについに4月15日に息を引き取った。93歳だった。
最後は家に帰りたがってたけどやっぱり世話が大変だったのでホームでの死去となった。
これでよかったのかどうかなんてわからん。
自分なりにこうするのがいいんじゃないかと思うことをやったのみ。

今は、義母が肺腺癌で年は越せないだろうと言われてる。
1年に2人はきついね。義母には何とか年を越してほしい。
実母も今は安定してるけどね。いつ危なくなるかわからない。
希望としては実母は2~3年以降にしてほしい。
実母の最後も父のケースを踏襲するつもり。

義父は前立腺癌を患っているが、こちらは進行してない模様。
放射線治療で癌を抑え込んでいる。
こっちはまだまだ大丈夫だろう。