アメリカの対中制裁関税第3弾

アメリカが対中国への関税の第3弾を放ったらしい。

対中国という点では、アメリカの対応は理解できる。

純粋に、経済的な問題でこれ以上の貿易赤字は容認できない。
知的財産の不正利用も黙認できないレベル。
南シナ海東シナ海での中国の領土拡張はこれらn経済的な利益が原資となっている。
一体一路でアジア・アフリカへの巨額借款で事実上の植民地化の実施。
全ては中国の経済的な発展がその原資である。

中国を経済的な面で搾り上げるのはアメリカはもとより世界の平和に合致している。

翻って日本はどうだろう。
純粋に経済的な面ではアメリカにとって中国と日本は同じだろう。
対日本で莫大な貿易赤字を抱えている。
友好国だろうが同盟国だろうがトランプはこれを放置できないはず。
だから中国の次は日本だと思うね。

何か対策あるのか??
ないだろうね。
前にも書いたけど、これは甘んじて受け入れるより対策はない。
関税の目的は、制裁じゃなくて赤字貿易の解消だよ、特に対日本に関してはね。
だから赤字がある程度の改善されない限り自動的に関税のアップ状態が続く。
話し合って解決ってのも人為的な工作は失敗することが多い。
それにもう既に多くの製品で関税は十分に下げている。
もうない袖は振れない。強いて言えば、必要のないものを無理やり輸入して廃棄
するくらいか??
そんなことするくらいなら、何も輸入しないでお金だけ払ったほうがましだよね。

一番いいのは放っておくことじゃないかな。
一律に関税をかけてアメリカとしても困るものが出てくるだろう。
ある程度の品質が求められる鉄鋼製品や、ハイテク部品などなど。
これら何が本当に困るのかは関税かけてみなきゃわからんだろう。
輸出入の量と額を調べればだいたいはわかるだろうけど、一番わかるのは
実際に関税かけることだとおもう。

だからこの際関税かけてもらって日米どちらがどれぐらい困るか
はっきりさせたらいいと思うけどね。
お互いの弱点を浮き彫りにした上で、交渉すれば出てくる結果も意義ある
ものになると思う。