加計学園問題と共謀罪法案

今回マスコミがNHKも含めてこぞって加計学園文書に食いついた理由を考えて
一つの妄想が確立したので書いておこう。

マスコミはそろって共謀罪法案には反対だろう。
なぜならマスコミの存在価値って政府を批判することにあるらしい。
これは、小学校のときに社会の先生から教わった。
政府を批判しないマスコミは存在する意味がないとも教わった。

確かにこれは一理あるかも。
マスコミが政府の広報に成り下がったらそりゃ民主主義とは言えない。
北朝鮮や中国、旧ソ連と同じになる。

そうしたところで、共謀罪法案。
直接マスコミが対象ではないけど、政府批判はしにくくなるかもしれない。
存在価値である政府批判がやりにくくなるのはそりゃ反対する。

また、マスコミの政治番組に出てくる知識人と呼ばれる人たちも当然こぞって
共謀罪法案に反対。

そこに民進党が騒ぎ出した加計文書。
これで大騒ぎを起こせば、最低でも今国会で共謀罪法案の成立が見送られる
可能性がある。
それよりなにより、共謀罪法案など成立をもくろむ政府は、
戦前に治安維持法を彷彿とさせるので、政府を倒さねばならない。
ということで一致したと言えるのではないか??

それが今回の無意味な加計文書に対する大騒ぎとなったと見ることができる。

自分が思うに多くの国民が(50%超えるくらい)、言論の自由より治安を選択
すると思う。
高齢者は実際に戦前戦中に言論弾圧もありその結果戦争になり、悲惨な
原爆・空襲にあい敗戦を迎えた。
だから自民党共謀罪への不信感は大きい。

自分の考えとしては、現在の日本は言論の自由は十分すぎるくらい保障されている。
それがちょっと制限される方向に動いたということだ。
戦争を経験してない私たちとしては、それでよしということだと思う。