今年の出来事、その2

5月、
母親が退院。退院の前にリハビリ病院からスタッフを伴って一時帰宅。
スタッフが家の中を色々チェックしたそうだ、
この時自分は仕事で不在。姉とかみさんと父親が対応した。

そう、この時は姉は全く元気だった。まさか6月に亡くなるとはね。

そして5月末には母親退院。

6月、
父親の体調がすぐれない。胃が痛くて、吐き気もある模様。
そして11日についに血を吐いて自分で救急車を呼んだ。

自分とかみさんも実家に駆けつけて、救急車に同乗。そのまま入院となった。
これで救急車は3回目か、、、。

結局、胃癌であることが判明。
早期でもない胃癌でどのような治療を行うか医師との相談になった。

医師は、「なにはともあれ自分でご飯が食べられるようにしてあげましょう。」
完治はないだろう。
そのためには、胃癌の切除手術になるそうだ。91歳で胃癌の切除か、、、、。

父親の胃癌のことで頭が一杯のところに、
17日の早朝に携帯に電話がかかった。病院からか??
父の様態に変化が起きたと思った。

そうしたところ、電話の発信は義兄からだった。
電話の内容は、姉が亡くなったとの話。

放心状態とはこのことだろうな。

母と上さんと自分で義兄の家に車で駆けつけて、姉の遺体と対面した。

姉は乳癌だったらしい。癌であることを義兄にも告げずに、治療も受けずにいたらしい。
今、姉のアマゾンの購入履歴を見たら、癌についての書籍をたくさん購入している。
自分なりに精一杯癌と戦ったのだろう。
医療を拒否した理由は本人しかわからない。

姉が義兄に話した内容によると、
「あの人は癌治療をして病院で5年過ごした後に亡くなった。
抗がん剤の治療で、かなり厳しかったらしい。
それに引き換え自分は、癌発覚から5年、国内外を飛び回って仕事と好きなこと
十分できた。
同じ5年で死んだのなら、自分の勝ちだ。」
といったそうだ。「あの人」とは知り合いで同じく癌でなくなった人らしい。
姉の対応が正解なのかどうかはわからないが、「なるほど」と思った。

母が大腿骨骨折で手術。父が交通事故そして胃癌手術、姉は乳癌で死亡。
それにしてもタフな年だ。

続く