東京オリンピックのエンブレム

佐野さんのデザインのエンブレム、ついに取り下げとなってしまった。
エンブレムが盗作だかどうかはさておき、その他、佐野さんデザインの
ロゴやマークなど徹底的にネットで検証されてしまった。

その中で、どう見てもヤバそうなのがいくつか明らかになってしまった。

これは、今まで専門家でしか見ることのできない資料が素人でも
簡単に閲覧できるようになってしまったことがあると思う。
普通のデザインだったらわざわざ検証する奴もいないだろうけど、
いざ東京オリンピックのエンブレムとなってしかもベルギーから
訴えられたと報道されたら、私たち一般のやじうまにとっては、暇つぶしの
エサを与えられたに等しい。

「そうかどれどれ」となって、画像検索したらあら出ちゃった。
ということだろう。

小保方さんの研究論文もそんな感じで瞬く間にパクリがばれた。

これは、ある意味いい時代になったということだと思う。
今まで、パクッテ素知らぬ顔で通っていたのが、いつでもばれて大変なことに
なる可能性がここ数年のパクリ発覚事件で明らかになったと思う。

デザインのような知的財産で生計を立てている方々には厳しい時代になった。