福島原発事故に関して朝日が謝罪

福島原発事故で、東電作業員が署長の指令に反して90%逃げたとの
報道はやっぱり朝日の恣意的な報道だった。

これは誤報とは言わないと思う。
というのは朝日の記事自体全部読んでも「命令に違反して逃げた」は読み取れない
そうだ。(自分は無責任にも読んでない)
なのに見出しに「90%が逃げた」となった。これは記者がセンセーショナルを期待して
意識的にこのような見出しにする以外はない。
もうこんな恣意的な記事は止めてくれ。
新聞は、ある時期から事の正しい悪いを論じるようになった。
「俺たちは、単なる情報伝達やじゃあない。我々が冷静な目をもって世の中をよい方に
導くのだ」
というような意識を強く感じる。それは産経も読売も同じ。主張のむく方向は全く違うけど。

この際新聞は、淡々と明らかな事実を正確に伝えるだけの情報伝達やに徹するべき。

で、結局吉田調書は後悔されて当時の混乱がさらされた。

この結果、「やっぱり政府が無能だった」「東電が未熟だった」などいろいろ出るだろう。
でもまあ、蒸し返したところで原発事故が無くなるわけない。
当時、政府も東電も恐怖と戦いながらもがきまくったということ。

その中で政府は東電が撤退すると「勘違い??」したのかもしれない。
その中で当時の管首相は血相を変えて東電に乗り込んだのだろう。
そんな行動は「あほ」といえばあほだけど、自分は理解できる。

一つ言えるのは、共産党の吉村議員が安倍さんにいろいろ質問した内容が重要だと思う。

質問「全電源が喪失した場合の復旧シナリオはあるのか??」
回答「全電源喪失がないように万全を期している。(だからシナリオは不要)」

最悪の全電源喪失の場合の復旧シナリオと、その訓練があればメルトダウン
避けられたと思う。

原発の安全審査がどのような基準で行われているのかは知らない。
上記の質疑応答から言えるのは、以下。
防潮堤を高くしたり、ディーゼル発電機を高台にあげたり
という対策が審査の主だと思う。
でもやっぱり全電源喪失からの復旧シナリオと訓練が一番重要なのではないか??
電源喪失を前提とした対策の方が、巨大な防波堤よりも安いし効果も期待できると思う。

発電機の調達から接続、通電までの訓練。これやってほしい。