日本のマスコミの基本的な姿勢

今回の朝日新聞の恣意的なねつ造記事や、その他の産経新聞なんかの
ろくに裏を取らない記事を見るにつけて日本のマスコミの姿勢がよくわかると思う。

まず、ジャーナリストたるものは勇気をもって「正しい」ことを報道しなくてはならない。
ジャーナリストたちは多分だけど正義感に満ちた人たちだと思う。

でも朝日の記者も産経の記者も正義感に満ちた人なんだが、記事の内容は正反対に
なったりする。
つまり「正義」の基準が違うから。
でも産経の正義は感情的によくわかる。すなわち日本に利益になることが「正しい」
これは、よく理解できる。

方や朝日はなぜか日本に不利益になることをもって「正義」としている。
この感覚はどうしても理解できない。

でもまあ両方とも「正義のためには多少の誤報やねつ造はあり」としているところは
共通。産経は原発推進(だと思う)のでその方向でこの前とんでもない妄想の記事が
書かれていた。「オッペンハイマーが罪悪感で自殺した」と書いてあった
http://sankei.jp.msn.com/west/west_economy/news/140817/wec14081707000003-n1.htm
でたらめもいい加減にしろっての。
朝日のでたらめはもう周知のごとく。

要は両方とも我が信じるところの正義のため。
そりゃ10個記事書きゃ2~3個はいい加減になるさ。でも大局的に見ればそれは日本をよくする
ための記事。いちいち突っかからないでほしい。
これが、マスコミの正直な気持ちなのだと思う。