ロシアの怖さ

ウクライナの東部での戦闘は、ロシアとウクライナの両国大統領が停戦合意したにも
関わらず親ロシアの攻撃は続いている。

ロシアとしては、合意したが親ロシアはロシアにあらず。
彼らの戦闘に関してはロシアは責任を持たない。ということか??

まあとにかくロシアがその気になったら、終わりだということだと思う。
なんでもありだ。

このような状況を作ったのはまずウクライナがクーデターで前政権を倒したのがきっかけだろう。
ソチオリンピックの時を狙って、クーデターを起こして反ロシア政権を作った。
シリアのように目を覆うような惨殺などの人権侵害があったわけではない。
戦略的な計画に基づいてソチオリンピックの時期に政権転覆に成功した。

この時点では首謀した組織はしてやったりといったところだと思う。
しかしこれを目の当たりにしたロシアの動きは想定外だったのだろうか??
あっという間にクリミアを奪取し、さらに東部ウクライナで現在のような状況が続いている。

これらの事件は日本に何を教えているのか政府は周到に研究してほしい。
一つ言えるのは、ロシアを信じてはいけないということだと思う。
それは第二次世界大戦までさかのぼらずとも、サハリン2事件を見れば一目で分かる。

プーチン大統領が予定通り訪日を希望しているが
受け入れるべきか否か??

安倍首相は「課題があるからこそ対話が必要」とわざわざ述べているところを見ると
訪日を受け入れるのかもしれない。

まあそれは阿部首相の判断でいいと思うが、間違っても「信頼関係を築けた」というような
気になってもらっては困る。
相手はナイフを間違いなく隠し持ってる。持ってなくてもプーチンは柔道の有段なわけで
丸腰でも武器を持ってるのと同じ。

それこそイスラム国やアルカイダと交渉するくらいの気持ちで対応すべき。