体罰禁止について

体罰が原因で自殺する生徒が出たせいで、体罰を禁止する動きが出ている。
それはそれでいいのだが、、、。
現場の先生は本当に大変だ。

今回の滋賀県の例は、あれは先生が悪いだろう。
自殺するまで追い込んだ先生の責任は重い。

だけどこうやって学校や先生が悪いという風潮が世間に出てくると
どうしようもない生徒がどんどんつけあがる。
学校をなめきった何の役にも立たない大人に育った人間が
大量に生産されることになると思う。

実際にそういう問題は起きているらしい。
先生は、クラスをまとめる道具をはく奪され生徒はつけあがり学級崩壊
が常態になってしまっているところもあるらしい。

今までの日本の教育がダメだったのだろうか??
そんなことはない。少なくともいまの日本を支えている人たちは、日本の教育によって
育ってノーベル賞を取る人もいる。高度経済成長を支えてきた人たちもそうだ。

イチローや松井も日本の教育で成長した。

とりあえずは、今回のような自殺にまで追い込んだような極端な教師には
懲戒免職で臨む。それでいい。
教育全体を否定するような世論には発展させるべきではない。

柔道のパワハラもそうだ。
柔道界全体の問題かもしれないけど、ことをそんな大きなものにする必要はない。
不条理な扱いを受けたらそれを訴える機会も権利もある。
そうした問題をおこしたらそれは指導者がペナルティを受けてしかるべき。

いちいち組織の改革などすることは時間の無駄。
問題が出たところでちゃんと合理的な判断をすればそれで終わり。

それを繰り返していけば物事いい方向に行く。
いちいち意識改革だの、組織の体質改善などしていたら時間がかかってしょうがない。
しかもその改革が正しい保障もない。

先生を委縮させていくようなことは、これからの日本にいいことなし。
明らかに問題のある先生はどんどん処分してOK。
でもそれをすべての先生に当てはめてはだめ。
今回のような自殺に追い込むようなことをしていないのに
手足をもぐようなことはだめだ。