ファーストサーバのデータ消失

ファーストサーバがデータを消失し、賠償は契約金額が上限とのこと。
契約金額とは、今までしはらった料金の総額ってことだと思う。
まあ当然だと思う。

こんな事故を起こしたファーストサーバは、信用を失い今後の会社の存続すら
危ういはずだろう。
しかし賠償と言う点ではこれでしょうがないだろうと思う。
契約の内容にも明記されていると思う。

どこのレンタルサーバもデータの補償をしているところはないと思う。

ファーストサーバに限らずどこのレンタルサーバを借りたとしても
この手の事故はとてもありうることだと思う。
利用する方としては年に一回は起こるという気構えで運用するべきだと思う。

2チャンネルの議論では、「これは酷い」とか「糞会社」など罵倒されているけど、
自分の考えとしてはファーストサーバは運悪く事故を起こしてしまっただけだ。
さくらインターネットだってKDDIだってやらかす可能性はほぼ同じだと思う。

この事故をもって、「だからクラウドは危険だ」「自社サーバをもつのが一番安全だ」
と言う意見もみられた。そいつは違うと思う。レンタルサーバクラウドの会社が
この手の事故を起こす確率と自社で運用してやらかす可能性では、断然自社運用の
方が危険だ。どんなに良く見てもレンタルサーバ会社と同じくらいの確立で事故を起こす
だろう。

だったら自前で運用するよりも断然レンタルサーバクラウドを利用した方が安い。
さくらやKDDIその他のVPSサービスの価格は980円から使える。

要はこういう事故を想定内にしているかしていないかだけの問題だ。
福島原発の事故よりかははるかに起こりやすい、いや、よくある事故だ。

ファーストサーバの信頼は無くなったのは確かだけど、それを借りて運用している
借り手もサービス復活ができないとあらば運用体制に問題ありと言はざるを得ない。