電気料金の値上げについて

電気料金が10%値上げだそうだ。
これは原発を稼働させないために、発電コストが上昇して値上げとあいなったと言うことらしい。

発電には当然コストがかかりそのコストを支払って電力を消費しなくてはならないのは当然。
それはその通り。

でも原発がコストが安いと言うのはどうしても認められない。
福島原発の事故による賠償や、冷温停止のためのコスト。
放射能の拡散を抑えるためのコスト(もう拡散しちゃってるけど)。
放射性廃棄物の処理のコスト。

いままでのコスト計算の中に絶対に算盤勘定に抜けているのではと思う。
そこらへんは、税金でやるから発電コストにはならないというのだと思う。

本当の原発のコストを知りたい。
現在の福島の状況を見れば、計算するまでもなく原発のコストは高いと思う。
そこを数値で裏付けられたら助かる。

それで、今回の10%値上げ。

ちゃんと、数値的な裏付けがあるなら受け入れる。
原油の高止まりを考えれば当然だろう。再生可能エネルギーの買い取り制度も
コストアップの要因だとは思う。

でもこれらは必要なコスト。値上げを10%で済ませるためのコストだと思う。

原発を稼働させればコストダウンになるというのは間違いだ。

原発稼働で得られる電力はちゃんと計算すれば、10%値上げでは済まないはずだ。
原発を将来的に無くしていくことにより10%の値上げで済むと考えるべきだと思う。

もちろん東電社員の給料は出入り業者の日立や東芝の子会社と同レベルに
してほしい。