競争は必要

宋文洲さんのメルマガで面白いテーマがあった。
この人の文章はいつも面白いんだけど、今回はいつにもましてうなずいた。

話の要旨は、日本の教育は競争を重視していない。
だから自分の子どもたちには北京の学校に行かせた。
と言う話。

中国は、共産国家といいながら他の資本主義国に勝る競争社会。
それも社会的にどうこうじゃあなく本当に私利私欲の競争。

そこで重要なのは中国とて競争社会で勝利するのは、ほんの一握り。
当然、競争なのだから甲子園の大会だって優勝する勝者は一校だけ。

それだけど競争が必要というのは??
どこの社会でも競争は自然とおこるもの。避けてとおれるものじゃあない。
競争を嫌ったって避けられない。
それじゃあちゃんと競争を重視した教育が必要だということ。

こんな内容の文書だったと思うけど、その中で一番印象に残ったのは、、、。
競争に勝つことは重要だけど、競争に慣れるのが一番教育として重要だと
書いてあったことだ。
競争すれば勝者は一人だけで後は負けになる。
そう生涯で勝者になれるのは数回かもしれないし、もしかしたら一回も勝てないかも
しれない。
そんな状況に慣れろと言うことらしい。

負ける事が殆どで、99%の人が敗者なわけです。
負けたくらいで自殺したりしてたら始まらない。負けるのは日常で、負けても次勝てるように
頑張ること。これが一番重要とのこと。

う~ん自分もそう思う。うん。自分も残りの人生もう勝機はないかもしれない。
でもそれが当たり前。めげずに勝ちを目指していきていくさ。