今の日本の不況の原因

今の日本の状況は本当のところどうなのだろう。
51歳の自分が現役のプログラマとしてほぼフリーで生活出来ている事を
みるとそれほど悪くないのかも知れない。
だって、51歳のプログラマが仕事くれと言ってきて仕事を提供する馬鹿がいるだろうか?
自分が逆の立場だったらないだろう。
「しょうがないあ。会うだけあうが、仕事なんてないさ」
と思うのが関の山。
それがなんとか食ってるから仕事を提供する側にも余裕があるに違いない。

さてでも世間的にみれば、やっぱり不況だと思う。
自分の収入もライブドア事件以前に比較すると約半分だ。

それで、この不況の原因は何なのかというと、、、新聞ではほぼ2つにわかれる
と思う。

一つは、小泉政権の改革いや改悪がその根本だというもの。
あの偽改革(改悪)のおかげで格差が拡大して底辺にいる人たちは大変なことになった。
それにライブドア事件までは経済は上向きだったためにいかがわしい投資がおこなわれ
それがはじけてサブプライム問題やリーマンショックが起こった。
これはもちろんアメリカのことで、日本の政治とはあまり関係ないと思うが、小泉政権に代表される
自由化のもとに行われた経済行為と言うことで話を混ぜてしまっていることもある。

もうひとつは小泉政権の交代のあとの自由化へのながれの揺り戻しのせいだと言うもの。
子どもと老人にお金をくばったり、確か全国民に1万円づつってのもあったような気がする。
子ども手当だ、高校無償化だ、お金がないのにずいぶんとばらまきをやったものだ。
民主党になったら亀井さんがモラトリアム法を成立させて借金の先延ばしをしてしまった。
こういったばらまきが経済停滞の原因だと言うもの。

自分はもちろん後者の意見に賛成。
仕事の受注の形態が業務委託契約は今殆どない。
必ずどこかの会社の契約にならないと仕事が得られない。
随分と自分に不利な世の中になってしまった。これも民主党が推し進めた弱者救済の
政策のおかげ。

これから世の中どうなるかわからない。
夫婦でなんとか工夫して食っていくさ。