カダフィ大佐が終了

リビアカダフィ大佐が殺害された。
ことここまで及んだのは、致し方のないことだと思う。
恐怖政治をしいたカダフィ大佐はこの世からいなくならない限り国民は
安心して眠れなかったのかもしれない。

一時、カダフィ大佐はテロ国家だった事を認めて
「もうやりません。」
「普通の経済取引してください」
という態度を見せて、イラクフセイン大統領とは違う道を歩むのかと思った。

でもそれは、国際関係だけの話で国内的には恐怖政治をすすめたままだった。

イラクフセイン大統領の最後を目の当たりにして、態度を変えたまでは
頭が良かったのかもしれない。
そのまま、暫時政権の交代へと進めて自分は政権交代直後にどこかに亡命って
画策をしておくべきだったろう。
亡命を受け入れるくにがあるかどうかも疑問だけど。

これはエジプトのムバラク大統領にも言えることだと思う。

こと世界的にみて一人の人間が長く国家の最高権力者として君臨するとまともな国では
なくなってしまう。

ロシア(ソ連)や中国は、ちゃんと権力闘争があり最高権力者が定期的に変わっている。
それが強いところだろう。

でもロシアはプーチンが再登場となり怪しくなってきている。
今後はロシアの動きに注目しなくては。