暴力団排除条例

都道府県で暴力団排除条例が施行したらしい。
内容は、ニュースから読む限りはかなり厳しいものみたいで、企業などは
取引先に関して慎重になっていくだろう。

自分は、暴力団からの実害は今までなかったが、もし脅迫されたらと思うと
怖いので取り締まりは厳しいに越したことはないと思う。

でも心配なことはいくつかある。
それは警察の権限がかなり巨大になることだ。暴力団とのつながりを
友達の友達の友達くらいからさかのぼられて別件で逮捕されたりしないのか??

建設・不動産なんかはあくまでも自分の印象ではあるけど暴力団との関係があるような
気がする。これから商売が成り立っていくのだろうか??

また、暴力団のような闇の世界は必要悪のような部分もある。社会で受け入れられない
人の一つの受け皿となっていたことは確かだろう。それが無くなると、どうなるのだろう??

暴力団ではない非合法な集団が出来るだけなのかもしれない。
あるいは中国のマフィアが台頭するのかもしれない。

かといって日本が、メキシコや一昔前のイタリアのようにマフィアの恐怖におびえながら
生活しなければならないのは嫌だ。

闇の社会の存在って完全否定してそれで解決するような単純なものではないような
気がする。