東京電力はまれにみる社員思いの会社

東京電力は、ボーナスを震災前の水準に戻すべく電気料金の値上げを画策しているらしい。
そういえば、会社の保養所なども震災で被災者に解放するでもなく社員が心おきなく利用できる
環境を維持している。

会社OBの年金の減額にも応じない。会社がヤバい時は日航がそうだったように
厚生年金の支給額に手をつけざるを得ないのだが東電にとってはそれは最後の最後にも
手をつけてはいけないところなのだと思う。

福島原発が水素爆発をすれば、真っ先に前面撤退を首相に申し入れたり。

今でも実際に現場で汗をかいているのは東電の社員ではなく派遣労働者だということ
らしい。

「現場の東電の社員は大変だ」と言うことはないだろう。だって本当に危険な作業をやっているのは
社員じゃあないのだから。

それでも福島原発を収束させるためには士気の低下を防ぐためにも社員の収入ダウンは
避けたいのだと言う。

とことん社員思いの会社だと思う。
自分が17年間勤めた一部上場の精密機械メーカはこんなことはなかった。
少しのスキをついてはコスト削減を狙ってくる。
だから不況の中、しぶとく今でも生き残っている。

東電が本当にうらやましい。