アメリカがビンラディンを暗殺??

911の首謀者のビンラディンアメリカの諜報機関に殺害されたらしい。

ビンラディンをはじめとするアルカイダは世界でも脅威の存在で
自分としてはこれを機会にテロが減少してくれることを祈るのみだ。

でもテロは減少するだろうか??
アメリカも暗殺成功をあからさまに大統領が発表するというのは
いままであっただろうか??

米ソ間の冷戦時にはしょっちゅうこんなことは起こっていたと
思う。しかし、アメリカもソ連もあからさまに暗殺を発表することはなかった。
暗殺はあくまで闇で殺しているので違法であるわけで、それを認識した上で
諜報機関同士のせめぎあいがあったのだと思う。

その中で今回は、発表までしている。
ひとつは、相手が国家ではなくテロ集団だということが理由かもしれない。
あからさまにテロを標榜するやつらは、アメリカは妥協せずに
最後までやる。という世界へのメッセージなのだろう。

だが国家ではなくても相手は侮れないテロ集団である。
ここでビンラディン暗殺を発表するメリットとデメリットでどっちが大きいのか
考えてしまう。
テロ組織との戦いは、こちら側は正義だと言ったって殺し合いには変わりない。

米ソ冷戦時だったら闇に対抗するには闇でと言うことですべてが水面下で
完結していただろう。

今回の米国の発表が世界の平和に利することを祈る。