菅首相の「責任」

菅首相の「責任」に関する認識についてちょっと書く。

菅首相は、野党時代から与党を攻めるときは
「責任の所在はどこだ!!」
「責任はどうとるつもりだ!!」
といったフレーズを良く聞いたような気がする。

だから、首相になってからも「責任」に関しては非常に敏感だと思う。
「検察の判断でおこなった」とか
「専門家の判断による」
とか自分の判断ではないことを強調しようとする。
「責任」とは非常に重いものでついそれを避けるような言動をしてしまうのだと
思う。

周りから見ると、責任逃れに終始しているようにしか見えない。
いや実際そうなのだが、、、、。

しかし、菅首相にはこの際良く考えて見てほしい。
いくら逃れたって、一国の首相が責任を逃れられるわけ無い。
だったらもう腹をくくって、「責任は俺にある」というところからコミュニケーション
をはじめてほしい。そうすることで野党との協議も全く違ったものになるはずだ。

責任から逃れようとすると、結局責任からも逃れられず、周りからの評価もがた落ち
人との信頼関係も無くなる。
同じ責任から逃れられないのなら腹をくくるべき。

何とか震災の復旧や原発事故の対策を少しでもうまくやってほしい。
特に原発に関しては菅首相の無能とは別次元での話しにはなるが
スムーズに進めるには責任をすべてかぶる覚悟が必要。
覚悟しなくたって、あとから押し付けられる。押し付けられるくらいなら自分からかぶれ!!