法人税減税とこまごまとした一般人への増税

法人税が5%現在になるらしいが、新聞によると上場企業の7割が法人税を払ってい
ないらしい。要は、赤字相殺で所得が0ということになるらしい。

そういえば大手銀行は、法人税をもう何年も払っていない。

これじゃあ企業の経済界(経団連)のいいなりじゃない??
経団連はよく日本の景気を考えているような事を聞くがやはり要は
自分の利益を第一に考えてもっともらしい事を主張しているに過ぎない。

でも民間企業なら、これは当たり前。ボランティアで会社を経営している
わけではないから、少しの可能性を見つけては出費を少なくすることに
精を出す。

問題は、それを真に受けて本当に減税してしまう政府だ。
しかも財源なしに。

その代わり、環境税だ、配偶者控除の縮小、給与所得控除の縮小、
相続税増税などなど
こまい増税をあちこちにちりばめている。

はっきり言って~控除というのは自分は嫌いだから控除を縮小するのは
結構なことだと思う。
でもこの状況で、法人税減税はないだろう。

現在不況は、企業が稼いでいるのにもかかわらず内部留保ばかり増やして
社員に還元しないのも一因している。
一般庶民がお金がなくて消費をしないからますます不景気になる。

方や企業は結構、過去最高益が報道されている。
法人税減税が本当に景気対策になるのか良く考えて欲しい。