蓮法さんの「2番じゃいけないんですか?」

蓮法さんの仕訳で何かと話題になるのは、スーパーコンピュータの予算に関して
「2番じゃだめなんですか」
多く意見は、蓮法さんに批判的な意見が多かったと思う。

でも自分はとりあえずは最もな疑問だと思う。
実際スーパーコンピュータに国家で巨大な予算をつけて開発することに関しては
専門家からも批判や疑問の声はある。
自分も今更スーパーコンピュータの開発はないと思う。
実際開発出来たとしても、それが国の技術的なアドバンテージとなって
色々な面で日本に有利に働くとなればいいが、その効果も定かではない。

実際現在は、パソコンのクラスター接続で計算能力は爆発的なものになるそうだ。
クラスター化する技術は、国家機密でもないグローバルなGPLで公開されている
ような技術である。

そんな中で一時的にNo1を取ったコンピュータなんてのは、すごい!!の賞賛
で終わると思う。

2番じゃあダメなんですか?という疑問は的確だと思う。その疑問に対してどうしても
1番じゃあなければという結論になれば予算をがっぽりつけなくてはならない。
そうじゃあなさそうなら、この財政難のなか削るのは当然だ。

民主党の事業仕訳は、評価できる。細かいところに踏み込んで、予算を削って
いこうと言うことだから。
しかし大局的な民主党の予算の使い方はNGだ。
この財政難で税収減のなかで、過去最高の予算になって国債の発行額も
過去最高だという。
多分毎年毎年過去最高を塗り替えて行くのだろう。

世の中デフレだと言うのに、国家予算だけはデフレはあり得ない。
景気良ければ、羽振りがよくなってお金を使う。
景気が悪くなれば、景気対策でお金を使う。
お金を使う口実だけには事欠かない。

その中で、事業仕訳は効果のほどはさておき、ささやかな削減の試みだと
思う