「学生時代に開発経験のない学生は使えない」IT業界

なんとも虫のいい話だ。
自分も、昨年は仕事なしで職安を含めて随分と仕事探しをした。
そこで言えるのは、雇用者や仕事をオファーする方のハードルは酷く高かった。
仕事をやりながら技術を向上させるようなことを許容するところはほとんど
ない。

どんな優秀なやつでも即戦力というのはあり得ないと思う。
同じJavaを使った開発でもどのような開発環境か、さらにどのフレームワーク
使ってるかによってたちまち初心者になり下がる。

しかし、仕事を出す方は常に即戦力を求める。あり得ないのに、、、。
ましてや、歳が行ってると殆ど話にならない。若ければまだ、箸か棒にはかかる。
自分のような50歳には箸にも棒にもかからない。

即戦力を狙って人材を集めても無駄だとおもうのに。
こまったことだ。

それでも、中にはトチ狂ったマネージャーがいて間違って自分はとある保険会社の
開発の仕事に引っかかった。
ようは、世の中90%は若い奴にしか見向きもしないが、10%以下だと思うが
中には変わったマネージャーがいる。それとの出会いを期待して、応募を繰り返すしか
ない。

一度食いついた仕事は意地でも信頼を勝ち取って次へつなげなくては。
そこでの開発が終わっても、人に対する信頼というのは、少しずつ自分を有利な
方向に導いてくれるはず。

いまのこの日本の厳しい経済状況を各個人がなんとか切りぬけて
いけばきっと晴れた空が待っていてくれる。