楽天の三木谷さん

NHKファミリーヒストリー楽天創業の三木谷さんについて
やってたので、感想を日記に。

これを見て、日本は基本平和であることと、災害が定期的に来るということが
何とか優秀な人間を生み出す原因じゃないかと思ったよ。
もちろん三木谷さんもそんな優秀な人間の一人。
自分も含めた多くの日本人は、アホバカ間抜けだろう。だけど、優秀な奴の出現頻度が
比較的に高いんじゃないかって思う。

三木谷さんは、楽天操業当時にIT系のセミナーなどで
よく講演してた。
自分も、インターネット関連のITのセミナーかカンファレンスのようなもので
講演を聞いたことある。
もう20年弱も前の話だと思う。
まだ会社辞める前だな。2000年前後と思われる。

そのころから、見た目といいどうしても胡散臭い印象は拭えなかったね。
まあ実際にも嫌な奴なのかもしれないし。

先日、テレビをつけてたらNHKファミリーヒストリーで三木谷さんやってたので
流れで見た。
そしたら、一点を除いてやっぱりいけ好かん奴だった。
一点!!。転機が神戸大震災だったということが印象に残った。
三木谷さんも直接の家族は命を保ったけど、親戚は何人も亡くなったらしい。
そして、
「人間は必ず死ぬ。やりたいことあったらやらないと。ぐずぐずしてる暇ない。」
と思い安定の銀行を辞めて楽天を立ち上げたらしい。

日本が何でノーベル賞が何人も出たり、明治維新で外国に占領されずに
近代化できたかとか、理由を自分なりにこじつけた。

三木谷さんも震災がなかったら楽天の立ち上げなんてやらなかったかもしれない。
日本が定期的に大災害に襲われるのがその理由じゃあないかと。
震災などに見舞われて命からがら助かった人たちって
「こうしてる場合か??。なにかやらなくちゃ。」
と否応なしに思う。NHKの堀純アナなんかも何故かNHKを飛び出しちゃった。
その結果成功する奴もいるが失敗する奴もいる。
でも否応なしに動いて成功する奴が100人に一人いたらどうだろう。
そりゃあすごい効果があるさ。

戦争と違って災害だから日本全土が壊滅はしてない。
東北でひどい目にあったら九州に逃げてそこで何とかなる。

こんな日本の置かれた環境が今の日本の基本にあるような気がする。
普通は消極的、保守的、旧態然、長い物にはまかれろ、にまみれている
日本人を強制的にやけくそになる機会を与えるのが災害なのかな??