イギリスがTPP参加したいらしい

安倍首相がイギリスのTPP参加を歓迎するといい、
イギリスもTPP参加したいという。

TPPは外交の点でも成功してるように見える。

しかし、イギリスのメイ首相は結構いま窮地に陥っている。
国民投票の結果に従って、EU離脱をすすめているんだけど、
国民の半数はEU残留賛成だからね。
その人たちからの批判は半端ない。

EUからは、基本的に罵詈雑言を浴びせられるだけで、離脱の手続きが
進まない。
メイ首相は切れて、合意なしで勝手に離脱すると言い出した。

ということで、メイ首相指導力が疑問視されてきてる。
傍から見れば、だれがやってもこうなるわなってところなんだけど。
イギリスのマスコミとしては「首相の指導力」へと持っていきたいだろう。

TPPもEUみたいな蜜なつながりを強要するようでは続かないだろう。
要は、国どうしの関税をなくして、工業規格や特許なども共通化させると
バラ色の未来が待っているはず。
そのバラ色の未来のお手本がEUだったはず。
テレビでは何人かの著名な経済の学者だか解説者が、自由化がいかに
利益をもたらすかを、切々と説明してたのを覚えてる。

現在のEUはうらやましいかね??
ギリシャみたいな小国が、デフォルトになりそうになっただけで
世界中が大騒ぎ。
わたしは、うらやましくないけどね。

そうすると、トランプの反グローバル主義は結構まともな考えかもとおもう。
各国が、自国ファースト基準で動いた方が自然な気がする。

なにも制御がない所で各国が自国ファーストをやりだしたら、デメリットも
相当大きそうだけど、、、。
だからと言って、なんでもグローバル主義万歳ってのはもう既にダメな事例が
出てきてる。