介護をして思うこと

ここ4年くらいかな、本当に絶賛介護生活だよ。

今年亡くなった父を老健の施設で面倒見てもらったとき。
父は循環器不全で老健にいたときでも、病院に運ばれること数回。
そのたびに父に付き添って救急車に乗ったっけ。

その時思ったのは、一緒に施設に入っている他のご老人たち。
リハビリをしたり、集まってお遊戯みたいのしてたり、
まあ楽しいかどうかは知らんけど皆さん元気で、
自分の父と比べて本当にうらやましかったな。

母が大腿骨骨折で入院したときも、同じ。
他の患者さんが廊下で頑張って、回復訓練をしているのを
見ると、当時90歳の母はそこまでできなくて、他の患者が
とてもうらやましく感じたっけ。

それで、今度は友人の母が今度は脳梗塞で今かろうじて意識が戻った
状態。友人曰く、車いすで動ける人たちがとてもうらやましく思ったそうだ。

そして今度は義母が肺腺癌。
カミさんは私の実母の要介護4の状態がうらやましく思うらしい。
脳梗塞で寝たきりの友人母のことすらうらやましく思う模様。

介護は多くの場合、自分の親が対象。
やっぱり多くの人は親に対して、愛情があるんだよな。
少しでも、自分の親の良い状況を願って介護してる。

介護しない人もいるらしいけどね。
ま、そういう人はお金で解決してほしいよね。