新宿駅はいつまで工事

インフォシークのニュース記事に
新宿駅はいつまで工事?」って記事あった。

この記事で最後に「東京の発展が停止するまで」
と結論づけてた。
ま、そういうことだろう。

でも発展とともにずっと改良し続ける必要があるのか
疑問だと思う。
ある程度で完成させたらそれを数十年使い続けるという
発想はないのだろうか??

工事を続けるということは、そこには
設計、施工といった建設会社への仕事が発生する。
それによって、雇用がうまれお金が動く。
建設会社は、利益を得てまたそのお金で事業を拡大する。
また建設会社の従業員は給料を得て消費に回して、それが
小売業などを潤す。

いいサイクルと見えるけどどうなんだろうね。
お金は確かに動くけど、言い換えれば永遠にお金を使い続ける
ということになるだろう。

こうなると工事をすることが目的になってしまう。
本当の資本主義は、需要があってそれに投資するのが正常だと思う。
無理やり工事を発生させて経済を回すなんてのは、本来の資本主義
とは違う。

東京の発展ったって、これ以上、東京に人や物が集中するのはもう限界。
地方が疲弊していることも考えれば、この新宿の工事はどこかで終わらせて
地方で仕事が発生するような投資へと変化させないとだめだろう。