母の介護

在宅介護の母は一年前に比べると、随分と顔色も良くなって
来てるし、体調も悪くなさそうだ。

ヘルパー派遣の会社の人も、
「へ〜!!、91才の被介護の人も良くなるなんてことあるんだ!!」
とビックリしてる。

何が良かったのかハッキリとはわからない。
毎日、カミさんと「ああする方がいい」、「こうする方が良さそう」
と日々工夫しつつ
介護してたのが良かったと言う他ない。

家の中の移動をなるべく車椅子をやめて、介助して歩かせたのも良かったと思う。
もちろんヘルパーさんやカミさんは体力ないから無理にはやらない。
自分が介助するときは、必ず歩かせた。

ケアマネも、「言うのは簡単だけど実際に継続してやっているのは大変で凄い」
と言ってくれた。

確かに継続してやるのは大変だけど、結果として母の体調がよくなり
介護の負荷は半分くらいになった。
うんこ漏らしもここ3ヵ月してない。
これがあるないとでは作業工数が数倍違うしね。

寝かしつけるのも以前は30〜40分かかってたのが今では20分で終わる。

結局日々の継続は大変といいながらこちらも楽になっている事実。

これで、ヘルパー任せにしたり、手を抜いていれば必ず、母の体調は悪化して
病院だ!!、何だでこちらの負荷は増加する。
丁寧に介護するのは結局は介護するがわにもメリットが大きいんだと思う。

これで、元気でしばらく生存してくれればオーケー。

でも別の見方もある。
手を抜いてとっととあの世に行ってくれれば。
早く楽になれるってね!!

でも手を抜いてとっととあの世に行かずに、病院や施設で長期間
生きるって可能性はでかいよ。
そしたら、施設の金と施設に行き来する負荷がでかい。

やっぱり死ぬまで元気にしてもらうのが一番だ。
本人にとっても介護するがわにとっても。

ああ!!、死ぬ寸前まで元気でいてくれることを祈る。