ベネズエラのチャベス元大統領

チャベス大統領が就任した時から、現在までのベネズエラの状況は
遠いお国の事とはいえちゃんと認識しておかなければいけない事だと思う。

チャベスさん大統領就任から猛ダッシュだった。
当時の日本のニュースもよく伝えていた。

ある意味、今のトランプ大統領みたいな感じでもあった。
違いは、トランプさんほど反対派がいない事かもしれない。
フィリピンのドテルテ大統領にもっと近いかもしれない。

ベネズエラファースト、金持ちよりも庶民ファースト。
チャベスさんはきっと国民を思い、信念を持ってやっていたのだと思う。

絶大な支持があったみたいだ。

アメリカ資本や、一部の金持ちに独占されていた石油利権を大統領が
取り上げて、富を一般庶民に振り分けるという政策。

石油が高騰しているうちはまだ良かった。だけど、石油価格下落とともに
破綻していく。
それでもチャベスさんのカリスマ性があればまだ国民の支持があり、政情不安には
ならない。
ところがチャベスさん死んじゃった。

そして経済破綻状態で現在に至る。

じゃあ、アメリカやフィリピンが同じ道を歩むかどうかはそりゃわからん。

一つ言えるのは、
「大企業優遇をやめろ」
とか
「庶民のための政治」
とか
「弱者優先」
みたいな聞こえのいい主張には十分気をつけなければならない
という事だと思う。

だから今の民進党共産党の主張には全く共感できない。
安倍政権の高校無償化、大学無償化も全く共感できない。