シャープへの税金投入

シャープが苦境に立たされていて、税金の投入も検討されているらしい。

シャープは別に嫌いでないけど、税金投入だけはやめときなといいたい。
これで思い出すのはダイエーの何度も繰り返された債務の帳消し。

ダイエイは早いところ法律に従って、倒産していれば問題は早く片付いた。

ダメなものに、いたずらに補助して生き残らせるのは資本主義の基本に反する。
近頃、「資本主義の限界」というキーワードをよく聞くけど、
弱肉強食がルールのはずの資本主義に変な、人間の思惑をいれるから
おかしくなっているだけだ。

弱肉強食ったって、殺されるわけじゃない。
倒産したら、従業員は買収さきに雇われるし、そうでなくても再就職支援を受けて
なんとかなるだろう。

そこで倒産した企業の借金はチャラになるし、それ以上キズは広がらない。
もちろん取引先などは、痛い目にあうだろうけど、それをいちいち救っていたら、
それは資本主義じゃあない。

シャープは法律に従って、なるようになればいい。
自力で復活できなければ、倒産OK。
東芝もしかり。