アメリカの原発2基が日本製の配管が原因で廃炉

アメリカの原発2基が日本製の配管が原因で廃炉
という記事が出てたので感想を書く。

これをもって日本の技術も地に落ちたとか、
また三菱か(三菱自動車のリコールに続いてる)、

などいろんなコメントが2CHに出ていた。

自分としては次のような意見を持つ。
まず配管の異常だけど、技術的な問題は確かにあったのだろうと思う(憶測)。
でも部品を供給すれば、確率や統計の理論からいって、100%不具合はないとは
言い切れないのが普通に考えられることだと思う。

つまりは、構成される部品が100%不具合ないという前提で原発は動いている
ということになる。これは普通の技術者の考えではありえないと思う。
どの部品も不具合を起こす可能性を考慮したうえでリカバリの方法を
準備しておくのが工場などの運用だと思う。

多分原発は、その性質からして100%を求めざるを得ないのかもしれない。
一端放射能を帯びたらそれは故障したらもう修復不可能ということなのかもしれない。
放射能を帯びたら寿命をまっとうするまで100%で動くのがミッションなのだろう。

これで三菱は賠償請求されるらしい。
その額が会社を揺るがすことになるのかどうかはわからないが、受注額した収益に
比べたらきっとでかいに決まっている。

日立がインドからだったか原発を受注したとして喜んでいるが、
このような構成部品の不具合は必ず起きるだろう。
事故が起きたら最後、巨額の賠償が待っている。

どう考えてもお金に目がない人なら原発の商売なんてしないと思う。

利益だけを考えて原発推進をするのはおかしいという人はいるけど、
原発推進は事故を考えると利益もないし、安全性も問題ある。
いったい何を考えて推進するという意見を持つことができるのか???