福島県双葉町の町長不信任

福島県双葉町の町長が不信任されたというニュースあり。
要は町長は埼玉県にずっと非難していて現場にもどってないじゃないか
ということから不信任らしい。

なるほどと思うと同時に、今日解説を聞いてちょっと考えさせられた。

町長は危険な双葉町にとどまる選択はせずに避難を第一と考えた末の
行動と結果だったとのこと。
しかしその考えは、地元への愛情とこだわりのある住民にとっては
受け入れられなかったということのようだ。

町長は、自分の安全を考えてこのような行動をとったとしても間違いだとは
言えないと思う。だって危険を冒してまで町を存続させるということ自体が
間違っていると思う。

今、原発周辺の居住可能な地域では、除染が大きな問題になっている。
地元の人にとっては、早く除染をしてほしいし。
除染の結果でた放射能を含む泥はどこか東京にでももってってくれというところだと思う。
自分も地元住民ならそう考えるだろう。

しかし、放射能のある泥を受け入れるところはあるわけじゃあない。
さらに、除染をしてもししらくすると再び放射能を帯びてくるそうだ。
そう、まだ放射能は漏れ続けている。
そうするとまた除染が必要になる。

自分としては福島原発の周辺に居住する危険と莫大なコストを考えると
原発事故の完全ま収束が確認されるまで、周辺はやっぱりデッドゾーンにすべきと思う。
町の存続とか市の存続とかそれは生命や多大なコストを考えると二の次であるべきだと思う。

危険な原発周辺に住み町や市を存続するのは、生きる鵜ための手段であって決して目的
ではないはずだ。
市や町は廃止したっていいじゃあないの。
全員が他の地域の引っ越せるように便宜を図って町は消滅させるというのは
決して間違った選択ではないと思う。

汚染地域を原発周辺にとどめることが、日本の危機をなるべく小さくすることではないだろうか?
地元住民にとっては受け入れがたいことかもしれない。