中国、韓国の主張に賛成する意見について

作家や経済団体など著名な人が結構、韓国と中国の主張を実質支持する意見がある。
自分としてはどうしても賛成できない。

もともと境目の領土をめぐる問題で、解決なんてできっこないと思う。
その中で、あっさり相手国の主張に賛成する感覚がわからない。

どうバイアスを無くしても、領土の主張に関して「どっちもどっち」までは
あり得る意見だろう。
しかし相手国の意見に賛同するまでには至らないと思う。

そりゃ歴史的にみれば、見方によってはどちらの領土ともいえるだろう。
過去の文献をひっくり返せば、両方に都合のいい文章は出てきて当然だと
思う。

そのうえで、尖閣は実質日本が領有し、竹島は不幸にも韓国が領有している。
尖閣は絶対に譲れないし、竹島は事あるごとに日本の領土であることを主張しつづけ
るべきだ。
領土問題ってご近所との境界線争いと同じ。
はたから見れば下らないけど、権利を放棄したときの不利益は莫大だ。

だから日本は領土の主張は永遠に続けなければならない。
それはもう長く続けるために淡々と冷静にやり続ける必要がある。
それがめんどくさくなった時は、国家として存続は出来ないのだろう。

疲れるけどしょうがない現実だ。