「日本の歴史ある大企業の没落はいいことだ(ある面では)」という記事

ライブドアのニュースのヘッドラインに
「日本の歴史ある大企業の没落はいいことだ(ある面では)」という記事が載っていた。
原文は
http://blog.livedoor.jp/tsurao/archives/1736348.html

読んでて「その通り」と思った。
どんな企業や国も栄枯盛衰があるのが本当の姿だと思う。
昔からの老舗の大企業とて衰退して当たり前。

徳川幕府も300年続いたけど大政奉還で徳川の時代は終わった。
ローマ帝国も、
元も
トルコだってそうだし、スペインだってかつてはすごかった。

企業でいえば、パンアメリカン航空はつぶれたし、ヤオハンもつぶれた。
SunMicrosystemsはOracleに吸収された。
企業の例があまり思いつかないのがちょっとなんだが。

とにかく失敗を犯した企業は市場からそっぽを向かれてつぶれるのは
正しい姿だと思う。
老舗の企業が全て失敗を犯さないでずっと永遠に反映するのが正しい姿だと
は思はない。

それを雇用を守るだとか変な理由でもし救済してしまったらそりゃおかしくなるだろう。
まあ、比較するのもなんだが、今の日本の農家のようになるだろう。
農家はなんと収入保障があるらしい。

とりあえず農業を続けていればろくにまともな生産をしなくたって成り立つらしい。
園芸農家をやっている友人が「馬鹿な制度だ」と嘆いていたよ。
なんの努力もしないやつも収入が得られるなんて、、、。

それに引き換え町工場はなんの救済もない。
注文が無くなれば干上がる。そのまま廃業。
でもこれは正しい姿なのだと思う。

ダイエーを見ればわかると思う。もう救済されて何十年たつのか未だに
株主への配当はゼロだ。救済にかけたコストはそれこそどれだけなのか全くわからん。
ただたびたびニュースで銀行が債権放棄させられているのを見た。
ダイエーを救済してだれがどれだけ得したのだろう。
ほんの一握りのひとだけだと思う。

ダメな企業は市場原理にしたがって即刻廃業してもらうのが一番。

これを無理に救済するところから、資本主義にゆがみが始まる。