家庭の太陽光発電はやった方がいいのかわるいのか

身近の人の家庭で最近太陽光発電の設備を導入した。
国からの補助と地方自治体からの補助があり今がお得だったのだそうだ。
それでも300万円くらいの投資になったらしい。
経済的に裕福な家庭ではある。

それでもって、その後の運用だけど、、。
そう家庭で利用している電力の約10倍の電力を発電しているそうだ。
9割を電力会社に売って電気料金はマイナス。
すなわち、儲かっているらしい。

家庭内の経済から見ればどうなのだろう。300万円を回収するには5年じゃあ無理だろう。
だとすると純粋に金銭的に見て経済的とは言えない。

さらに、もっと社会的な経済効果を考えると売電の価格には政府の補助が必要だ。
再生可能エネルギーを普及させるという政策のもと経済性をほぼ無視しての
国の予算の支出がなければ成り立たない。

と、純粋にお金の面から考えると太陽光発電の一般家庭への導入はあまりメリットは
ないように思う。

しかしである。
一般家庭で利用する10倍の電力が昼間に供給できると言う事実に注目したい。
これだけの電力が得られるならば電力不足に対して効果があると言わざるを得ない。
初期投資のコストも将来的には半分くらいになるのではないかと思う。
価格もそんなに高額にする必要はなく、もっと安くたっていいはずだ。
だって家庭での電気代がほぼ無くなるのだから、もうからなくたっていいはず。

自分は経済の知識はないので本当に太陽光が電力不足や脱原発のカギになるかは
わからない。しかし、発電量を見ると素人的には効果ありと言いたい。