電気業界、特にソニーの不調について

電気業界が、のきなみ赤字決算を発表してマスコミは
「こうだからダメなんだ」
「こうするべきだ」
と論評が飛び交っている。

でも一つの企業がずーっと勝ち続けるってのもなんか不自然なことに思える。
かつて勝ち続けた企業が、失敗して赤字になる。
これは良くあるべきことではないかと思う。

代わりに他の企業や業界がもうかる。
栄枯盛衰があってこそ資本主義ではないのかな??

問題は他の企業や業界が中国であり韓国のサムスンであることなのだろう。
とは言ったって、韓国や中国も日本の快進撃にかつては苦渋をなめていたわけだ。
今度は立場が逆転したってこと。

これを機にまた頑張っていつか逆転するしかないのさ。

日立は巨大なプロジェクトの受注や重電関連に特化して過去最高益を出している。

もうこれは経営の手腕の差でありまた運でもあると思う。

日本が常に勝つと言うのは希望であって、確率的にもそりゃむりな話。
この現状を受け入れてまた勝てるように頑張るしかない。

また、既存のソニーパナソニックだけに期待するのではなく新たな企業の出現
を期待するのが健全な姿だと思う。