東電の値上げの手法

東電が企業向けの値上げに関して、契約者には契約満了までは
拒否権があるという話、、、。
面白かった。

一昔前までは、このようなことは商売上当たり前のことだったと思う。
例えば保険なんかも、なんだかんだ言って保険の請求ができないように
思いこませて、保険金の出費を精一杯抑えたりしてた。

さらには、契約をわかりにくくして保険の請求ができにくくする工夫もして
対処していた。
ちょっと複雑にすると1%の保険の支払いを抑えられるといった統計的な
手法で色んな商品を考えだしたものだ。

それに比べれば東電の今回の対応は一昔前では当然の対応と言えるだろう。

ところが、、、、!!
こういったことがあまりにも横行しすぎて、保険会社は保険料をきちんと払わなければ
ならなくなった。
年金も、日本国憲法にある通り「権利を主張しないものには権利を保障しない」
の文言をたてにとって、ろくに記録も残さない怠慢をしてたのが、急に「けしからん」
と言うことになった。

東電もこの慣習に従って値上げしちゃおうとしたら、どなたかがブログで契約上
拒否できることなどを公言しだした。
このままどさくさにまぎれて値上げをしたら、裁判の訴訟が幾つも起きそうだ。
これは、費用対効果でデメリットが多すぎる。
ここは傷がこれ以上深くならないうちに謝って、しまうのが得策と判断したのだろう。

でも東電にしたら、値上げが遅れれば結局国に救済を求める他ないのに!!
俺たちは日本のためを思って、値上げをしているのに全く!!

と言ったところだと思う。