日本人のノーベル賞そろそろネタ切れかも

今年、2人の日本人ノーベル化学賞をテレビで見て、日本人すごいと思った。
でも考えてみると、そろそろネタ切れなのかもと思えてきた。

80歳になる2人は、幼いころは終戦の厳しい時期だったと思う。
そして、高度経済成長とともに、油の乗った時にちょうど日本は
金の回りが良かった。

2人はあちこちからの投資のもと研究に邁進できたのだと思う。

さてその次の世代はどうだろう。自分と同じくらいの人間を見ると
幼少時代はそんなに貧しくはなかった。
油の乗った時期は、ちょうどバブル華やかなころで、研究に没頭している
人がそんなにたくさんいるだろうか??

さらに、今の若者に至っては、低収入のなか生活に精一杯で研究に没頭
できる能力のある人はすくないのではないのだろうか??

次の世代は、おそらく今の50~60歳くらいの人ではやっぱり
中国や韓国からノーベル賞が出てくるのだと思う。
中国や韓国で野心のある人ではなく、地道にずっと好きな研究に没頭している
人が少なからずいて、その人立ちの中からノーベル賞が生まれるのではと
思う。

日本も経済的には厳しいが独り独りが、好きなことにちょっとでもいいから没頭
することだと思う。そう地道に、そして金儲けは二の次で。
そうすればその中の何人かは素晴らしい成果を出せると思う。
その中からノーベル賞が出ればそれは日本人としてうれしいだろうな。

若い人に頑張れと言うだけでなく自分もとりあえず地道に好きなことを
続けようと思う。それは仕事であり、趣味である。

それで自分が何か賞をもらうと言うことはないだろう。
だけどこんな地道な奴が一人でも増えることが、将来の日本にとって
とても幸せをもたらしてくれるのではないかと思う。