マスコミの対応(尖閣諸島問題)

マスコミの中国の行動にたいする解説はちょっと疑問なものが多い。

「中国は国内の不満を抑えるために日本には強く出ざるを得ない」
「中国は譲歩のタイミングを逸してこのようなことになった」
「中国は今後の発展のために日本との関係の悪化は是が非でも避けたい」
「中国は日本の技術力が必要不可欠だから、、、」

とか解説していた。
本当かな~??
なんの根拠があって??

つまり内容としては以下のようなことだと思う。
「総合すると、中国は日本と仲良くやっていきたいけどしょうがなくこのような
事態になっている。」

中国にとって日本は厄介な隣国に過ぎないというのがまず本当だと思う。
できれば「日本は日本によって不法占拠されている。日本は本来中国の一部である」
くらいに感覚だと思う。チャンスがあれば、このくらいの主張は朝飯前だと思う。

マスコミはどうも日本の地位をプライドからなのか高く見すぎている。
まず日本が重要なポジションを持っているような幻想は捨てるべき。
日本は世界にとってごくとるに足らない存在であることを認識するべき。
まして、中国に攻められて味方をしてくれるようなところは一国だってないさ。

そのうえで対応を考えるべきだし、マスコミの解説もあまり浮世離れしたもの
になってほしくない。
それほど日本は弱いんだ。
だから与野党がこの問題についてケンケンがくがくしている暇は全くない。
全日本の英知を集中して、事に当たらないと中国にどんどん権益や領土を奪われる。

武力で守るのは現実的にはないだろう。国力に差がありすぎる。
武力も含めて経済的な面、技術的な面、政治力まで総合的に日本を守らなくちゃ。