菅首相の経済政策、やっぱり不安だ

今日、首相の側近という経済ブレーンの話が、テレ朝でやってた。
それを聞くとわかりやすく、増税と景気回復の流れを説明していた。

菅首相は、小泉政権時の竹中さんを真似して、経済通を側近として
置いたのだろう。真似するのはOK。首相が経済通である必要はないし、
優秀なブレーンがいればそれでOK。

ただ話を聞いているとやっぱり不安だ。
やっぱり労働者の権利を守るのが第一。その上で経済発展を
目論んでいる。

やっぱり社会民主主義の人は確かな政策のもとに、経済を制御する、
という考えが基本だ。だから、うまくいかなくても政策に固執してしまう可能性が高い。
固執すると、傷口は広がる一方だ。

自由主義経済は、まず人の考える政策なんて50%は間違っているのが
前提だと思う。だから、間違ったらすぐに倒産してもらい市場から出てもらう。
うまくいった奴は継続して経済活動を認める。
要は、人間の考えることが正しいかどうかなんて誰も分からない。
だから結果が出せた奴に経済活動を継続させる。
失敗した奴は、傷が大きくならないうちに倒産してもらって市場から退場する。

自分の考えとしては、自由主義経済の方がよいと思う。
へんな救済は一切止めて、自由競争に委ねる。これしか生き残る道はないと思う。
ただ、竹中さんが言っていたようにセーフティネットはもう少し充実させないと。
リーマンショックの時のような時期に飢え死にが出ないようにだけはしてもらいたい。

う~ん。
やっぱりみんなの党か。これしかないのか。