介護で両親への思いの変化

父が要介護5、今有料老人ホーム。
母は要介護4、在宅介護。

介護のスタートは3年前の母の大腿骨骨折からかな。
転倒→大腿骨骨折→入院→手術→復活→再び店頭→入院→リハビリ
→在宅(自力歩行不能

父はほぼ時を同じくして
交通事故→事故から復活→胃癌発覚→胃癌の手術
→復活→転倒→入院→老健→入院→老健→有料老人ホーム

とにかくその都度何か事が起こるたびに右往左往。
救急車を呼んだり、地域老人センターに相談したり。
まあとにかく夢中で対応してきた。あの時どうしたなんて記憶ももう無くなってきてる。

でも特に母の在宅介護が始まって、感じたことあり。
最初は何か母の手を握るのも嫌々だったな本当に。
それが毎日やらざるを得なくなり、うんこの処理もしなくちゃならなくなり。
だんだん手際よくできるようになってきた。
それとともに母親への愛情というのかな、そういうのも芽生えてきた。
愛情というよりも、ペットに対する気持ちに近いと思う。
このままいくと、いずれ母は近い将来死ぬ。
子供の頃ペットが死んだときと同じような気持ちになるんだと思う。
ペットロス。今度は母親ロス。
人が死んでいくってのはそういうことなんだな。

しかし、
父親は医療措置が必要で在宅不可能で有料老人ホーム行となって母ほどは
愛情は芽生えない。正直なところ。
でもまあ、これまで生きてて、父とこんなにコミュニケーションとるのは
初めてのような気もする。

まああとどれだけ続くかわからん。
お金は、両親の貯金と年金でなんとかなるだろう。
頑張るしかないか。