401K確定拠出年金

自分は2002年に会社を辞めてから、国民年金国民年金基金確定拠出年金に加入。
国民年金基金確定拠出年金は任意だけど、会社を辞めた当時は景気も今よりは良くて
収入もあったので加入した。

会社がリストラやるくらいだったのでその時が景気の底かと思ったけど
それから2度の底割れがあった。

確定拠出年金は、1/4は国内株式へ投資するのを選んでいた。
承知の通り、2002年からリーマンショックにかけて株は大幅に落ち込んだ。
確定拠出年金はとうに元本割れ状態になった。
これはやばいってんで、投資先を変更するのが普通だが自分は
やらなかった。

なぜかって、その時FXでも大損してたし、買った株も全面安。
自分の投資判断が如何にいい加減なものかを悟っていた。
だから、ここで自分の判断を入れれば世の中それとは逆に動く確信の
ようなものがあった。すなわちやってもダメ、やらなくてもダメ。

なので、確定拠出年金も株も凍結。

それで、今はどうなのだろうと見てみると確定拠出年金にプラスが出ている。
現在は元本割れではなくなっている。

どういうことかと言えば、株が安くなっても国内株式に投資続けていた分、
その時より現在の株価が上がっているからおのずと安く買った株の
価値があがり、プラスになったということだ。
また、株安の期間が長かったからその効果も大きくそれまでのマイナスを
何とか上回るものとなったのだろう。

素人の投資術の一つとして言えるのは、例えば
・短期の投資は無理。長期で行く。
・まず9割がた失敗する覚悟で、投資額は少額にする。
・「株なんてダメ」と言われている時に買う。
・外貨だったら、当然円高の時に外貨を買う。
・確定拠出は、1/4づつ違う投資先を選ぶ。選んだらもう変更しない。
上記以上のことは投資を勉強しなければ、まず無理。
これが正しい投資術かどうかは知らないが、素人が金に目がくらんでも
まともな投資判断なんてできるわけないことは、身をもって感じた。