ホワイトカラーエクセンプション

阿部首相やっぱり、来たか残業代0政策。
6年前のホワイトカラーエクセンプション。

阿部さんは、憲法改正集団的自衛権と同レベルでこだわりを持った政策なのだろう。

しかし、どう考えても納得できない。
現在のところは年収1000万円以上ということであるが、阿部さんとしてはすべての
労働者へ適用したいのは見え見えだ。
「今後の経済状況をかんがみて変更はありうる」とはっきり言っている。

時間というのはコストそのものだ。
速く仕事ができればそれだけで価値がある。

同じ商品を開発するにあたり、1月毎日徹夜で完成させた商品と
毎日定時で帰宅して完成させた場合でも企業にとってはコストは変わらないことになる。
効率よく仕事をした会社と、そうでない会社の支払うコストが同じになってしまう。

おかしいだろう。どう考えても。
優秀な会社は短時間で低コストで商品を開発し、大きく儲ける。
ダメな会社は多くの時間とコストを費やしてやっと商品を開発する。当然もうけは小さい。
だからダメな会社は短時間で低コストで開発をしようと努力する。
そこに切磋琢磨が生まれ、企業が成長していくはずだ。

時間=コストという図式がなくなれば企業は効率化に向けた努力をしなくなるだろう。
ひいては国際競争力の低下になる。

明らかに資本主義に反した政策だ。
止めてくれ!!