Nスぺ かくて自由は死せり

Nスぺで「かくて自由は死せり」見てる。

日本新聞が戦争への道を後押しした。というのがその内容だった。でも、全体的に見れば日本新聞だけじゃないだろう。ほとんどのマスコミが太平洋戦争を後押ししたんだろう。

 

池上さんは、「マスコミが政府をちゃんと監視してるのか?」「役割を果たしてないだろう」と批判してる。池上さんの言ってることは正しいんだと思う。池上さんだけじゃなくて、マスコミの中の人だって「政府をちゃんと監視していかなきゃ!!」ととなえてるよ。

 

でも待てよ!!。マスコミって言ったって要は人がやってるわけだろ??。ということは間違いは幾らだってするわけだよ。一生懸命やったってフェイクニュースを出しちゃう。太平洋戦争当時のマスコミ関係者だってきっと多くは一生懸命やってたんだよね。それでも結果として太平洋戦争は勃発して最後は悲惨な幕切れとなった。

 

戦後だって朝日新聞慰安婦についての間違った報道を行っている。本田勝一の「中国の旅」の南京大虐殺も内容はまちがっており、本田勝一本人も間違いを認めてる。そりゃ30万人もころすってそりゃどう考えたってむりだろ。

 

ここで言えるのは「マスコミがしっかりしなきゃいけない」というのはできえない理想だってこと。マスコミがしっかりしてくれるのを期待して世の中を良い方向に導くってのは歴史的に見てできないことだと思う。

 

それよりも国民一人一人が「マスコミは基本フェイクニュースを流す」と心して書いてある内容を常に疑うという姿勢が大事だと思う。幸い今はネットでマスコミ以外からもたくさん情報が得られる。「マスコミはしっかりするべき」じゃなくて「マスコミはあてにならない」の姿勢が重要だと思う。

 

NHKスペシャルも結構恣意的だよね。この報道番組だって鵜呑みにしちゃだめだよ。一生懸命作ってるけどね。